現在、艦これでは秋刀魚イベが行われていて集めた秋刀魚を瑞雲(六三四空/熟練)と交換ができます(2機まで)
そのうち1機は期間限定で上位装備の瑞雲改二(六三四空)へ転換することが可能になります。
そこで瑞雲を含む水上爆撃機(水爆)についてあれこれ書いてみます。
・水上爆撃機でできること
①制空補助をしながら弾着観測射撃ができる(ギリギリでの制空調整では注意)
②航空戦で爆撃攻撃を行う(爆装換算で機数が控えめなので火力は少なめ)
③対潜攻撃をおこなうことができる(潜水空母以外)
④実は対地装備(一部陸上型敵への特効がある)
ただし、④以外は搭載数1以上あることが条件になるので敵対空の厳しい所ではその利点が活かしにくいといえます。
水偵と違ってst2での敵対空に晒されるため水爆の性能においてそのマルチな特性を活かすためにまず最重要となるのが撃墜耐性の有無と強弱です。
20以上の搭載数があるスロット持ちの伊勢型改二や扶桑型改二はともかく、他の水母や航巡は多くても10前半のスロットしかないため、生存性が高い事が望まれます。
撃墜耐性の有無が生存性にどのくらい直結するのか軽巡ツ級が迎撃担当になったと仮定して比較してみます(敵編成は5‐1‐Bのものです)
・撃墜耐性なしの場合<瑞雲・試製晴嵐等が該当>
・撃墜耐性弱の場合<瑞雲(六三四空)等が該当>
軽巡ツ級の撃墜数が目に見えて減っているのが分かります。
シミュレーションサイトで実際に比較すれば分かりますが一番効果が大きいのは撃墜耐性なしから弱になった時でそれからは効果は逓減していきます(それでも強ければ強いにこしたことはありませんが)
次に水上爆撃機を上手に運用しているケースについてみていきます。
去年流行っていた4-5高速+編成日向採用時の装備構成です
高速+にするために高圧缶*2とタービンで3スロ埋まっていて残り3スロしか使えない状態なのにそれでも採用されていたのは何故か、私なりの考えを述べていきます。
まず日向改二は航空戦艦であるため砲撃戦2巡をさせる効果があり、全マスにおいて砲撃回数が増えることにより敵を殲滅させる確率が上がります。更に素で対潜値を持ちD潜水マスでの攻撃に参加させて十分なダメージを出せるのでS勝利率をあげるのに役立つと思います。更に幸運艦であるので弾着観測射撃の発動率や攻撃回避において少なからず恩恵がありそうです。
構成で見れば何の変哲もない主砲*2+瑞雲の昼連撃構成ですが実際は多様な働きをしているのが分かると思います
①瑞雲が制空補助と弾着トリガーになっている。
②瑞雲が航空戦での爆撃攻撃を行っている(敵駆逐散らし兼割合も入れられる)
③瑞雲が対潜攻撃参加のトリガーになっている。(D潜水マスの攻撃参加)
④瑞雲が港湾棲姫に対して特効がある(ボス戦でのダメージソースとして十分な火力)
以上の4点から瑞雲を積んだ日向が全マスにおいて活躍し絶妙な働きをしているのがわかります。
あとがき
いろんな役割がある反面、すべてが中途半端になりがちで扱いが難しい水上爆撃機ですが使いどころを見極めればかなり役に立つ装備であるといえます。使いどころを見極めて上手に使えるようになりたいですね。