前回制空権についてお話させてもらいましたが艦これの戦闘における重要な要素なのでついつい話が長くなってしまいました。さてそこでチラっと出てきた水上戦闘機(水戦)ですが艦上戦闘機と合わせて制空稼ぎのメインとして紹介しました。今回は水戦について少し掘り下げてお話してみようと思います。
・水上戦闘機でできること
①制空を稼ぐ
②一部陸上型敵相手に特効がある
③対潜支援で攻撃参加できる(対潜値がない一部装備除く、実運用上無視していい)
※水上爆撃機と違って弾着観測射撃の発動トリガーにはなりませんし、水上偵察機のように触接にも参加しません。
ほぼ①がメインで空母以外であっても航巡や水母(一部戦艦重巡軽巡等も含む)が積むことで制空稼ぎが出来る装備になります。おそらくこの説明だけではこの装備の有用性は分かりにくいと思うのでどういう状況下での運用を想定しているのかいくつか例を挙げます。
〇出撃海域で空母が出撃禁止されているor隻数制限がある場合
〇空母に載せる艦戦を減らして攻撃機を多く積ませたい場合
通常海域の場合5-3や6-4左で空母が使えないので水戦で制空を稼ぐのが基本ですし、イベント海域では通常海域で出てくる敵よりも耐久や装甲が高い敵が出現する為空母の攻撃がメイン火力になる事が多く一つでも多く積む攻撃機を積んで火力を上げる為に一部制空を水戦搭載可能艦に肩代わりしてもらうのがセオリーです。
制空権の重要性は以前お話ししたように火力や手数を増やし被害や消費を減らす上で必ず考慮すべき点なので自分が目標にしている制空状況まで制空を稼ぐことができる装備を準備できているか(更に言えば限られたスロット数の範囲内でいかに少ない装備数で必要制空値まで稼ぐことができるのか)は攻略の難易度に直結すると過言じゃないでしょう。
・水戦の特徴・重視すべき点
水戦の性能で一番重要なのは対空です。現時点で水戦での対空最高は強風改二の6ですが先行実装装備なので置いといて量産可能である強風改か任務で2つだけ入手できる二式水戦(熟練)の5になります。水戦の改修効果は対空に0.2*☆の数とされているので対空7まで上げる事ができます。ちなみに小数点部分も制空値計算の際しっかり計算されます。更に水戦は熟練度MAX状態で制空値に+25されます。対空7水戦を水母で一番大きい12機スロットに積んでも24なので熟練度補正の恩恵はかなり大きいです。よって水戦はまず多くのスロットに積めるように(1機スロットだろうと最低25稼げるので)数を増やして熟練度補正の恩恵を利用して制空を大きく稼ぐことができるようにした方がいいでしょう。そこから次は改修を進め水戦の質を高めて制空値稼ぎに使っていたスロットを一つでも空けられるようにしていくのが理想だと思います。
あとがき
制空を稼ぐのは重要な役目ですが空母が一手に引き受ければその分火力がダウンしてしまう(空母は攻撃機を積まないと攻撃に参加できないので艦戦を多く積むもしくは艦戦しか積まないのは出来るだけ避けたい)ので空母が攻撃に専念できるようにするのは非常に大事なことです。恒常任務だけで二式水戦(熟練)と強風がそれぞれ2機入手できる機会があるのでこれらも利用して必要数を揃えていきたいですね。